2018年ですね。
昨年は企画展「わくわくバク」を応援してくださりありがとうございました。
WSや取材のことなど書きたいことがありすぎてまだまとまっていないので
今回はお正月ならではのお話をさせてください。
バクときいて「夢を食べる」とイメージする方は多いのではないでしょうか?
マレーバクの展示場前に一日いたら数十人くらいの来園者の方が「バクって夢を食べるんだよね〜!」と言っている気がします。
この夢を食べるとされているのは私の推しているバクではなく古代中国から伝わったとされる霊獣の獏。
なんでも獏の皮を敷いて寝れば邪気を祓うとか、絵を魔除けとしてしていたとか…
こうした話が日本に伝わるなか「悪夢を払う」が「悪夢を食べる」と解釈され民衆に広まったとされています。
悪い夢をみてしまった時「ゆうべの夢は獏にあげます」と3回唱えると悪い夢から逃れられるという風習もあるそうです。
あげますって…随分恩着せがましいというかなんというか…(獏サイドに肩入れしがち)
獏ついては企画展用に調べたのですがより謎が深まってしまい引き続き調べ中です。
ある程度まとまったらまたここで書かせてください。
Q ところで、お正月といえば?
そうです、初夢です。
大晦日から1月1日に見る夢を初夢という説もあるし、2日の夜に見る夢を初夢とする説があるみたいです。
よい初夢を見るために宝船の絵を枕の下に敷いて寝るという習俗は室町時代から行われていたと伝えられています。
更に宝船の帆に悪夢を食べてくれるという「獏」の文字を入れたものもあったとのこと。
悪夢を見たときのために保険をかけるって…どんだけ良夢に対して貪欲なんだ…笑
ーーーーここで私はある機密情報を入手した。
なんとその素敵なお札が現在でも入手できる場所があるという。
知ってしまったからには行かねばならない。
それこそオタクのカルマ…!!!!
車内とは思えない寒さで現場に着く前に秘蔵アイテムに手を出してしまった…
目的地は秩父神社です。レッツゴー!
実は大晦日から元旦にかけての初詣は人生初だったのですがライブみたいですね!
上手3列目です。
御本殿の木鼻に獏がいます。白獏様!!
さて、無事に目的のブツも入手したし後は帰るだけだ。
しかし始発が来るまで5時間ぐらいある。
周りにお店はほとんどない。あっても閉まってる。
獏に興奮した心と体は燃え尽き冷気がじわじわと蝕んでくる。
寒い・・・・・
現場は酔っ払った地元の若者で溢れている。
すれ違いざま呂律の回っていないハッピーニューイヤーを囁かれる。
・・・ここではないどこかに行きたい(切実に)
でも行く場所がない。
唯一の暖お焚き上げの炎が消火されたとき、心も炭となり燃え落ちた。
ーーーーー我がバク様オタク史上最大の苦行であったーーー。
しかし時間は流れ続ける。
止まっているかのように思えた時間も実は静かに動いており、
いまや始発という輝きを覗かせてくれている…!(20180101 AM4:30)
・・・寒いよ・・・(再び)
待つこと20分ほどようやく駅が開き無事に電車に乗り込み帰宅しました。
マイスイートウォームホーム…!家のありがたさを噛み締めた元旦でした。
とゆうわけで、入手したのが1枚目の写真の初夢寳船のお札です!
ジャーーーーーーン!
バク様!私やりました!バク様の遠いご親戚(※自分の中ではそうゆう扱い)の獏様のお札ですよ!!!
これを枕の下に敷いて寝る!!!!!
どんな夢をがみれるだろう。楽しみだなぁ。
バク様も夢をみるのかな。咲子たん食べ物の夢見れるといいな。
とゆうわけで少し長くなってしまいましたが年跨ぎオタ活レポでした。
昨年に引き続き哺乳類としてのバク様と文化としての獏様について調べて行きたいと思います。
ところで獏様のお札が入手できるところは全国にどれくらいあるのだろう?
神戸にもあるとの噂ですがもしご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいませ。
ではではお付き合いありがとうございました。
今年もわくわくバク準備室をよろしくおねがいいたします。
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